地域循環研究所 ともに学び、ともに築く。子ども地域監査プログラム
地域循環研究所 ともに学び、ともに築く。子ども地域監査プログラム



Q1 子ども地域監査を受け入れることによって、省エネをするようになりましたか?
子どもたちは、いろんな事柄についてよくまとめて質問していました。私達自身にとっても勉強させられた部分もありました。(公)
自分達がしてきた行動を改めてしなければならないと再認識しました。(公)
地域監査以前から国などから省エネを求められていたので、既に職員一同が省エネを実行していました。よって、子どもが来てから急に変わったということはありませんでした。しかし、子どもたちのおかげで意識付けになりました。子どもたちから受けた質問を職員一同に知らせて、更なる省エネを呼びかけました。子どもたちが来たことによって良い刺激になりました。(公)
自分達がどのようにして省エネをしていこうかというのをネットなど利用して調べてみようかなと思いました。(民)
地域子ども達のくったくのない正直な意見を伺えるのは、企業にとって地域との融合を図るには、大きなメリットがあります。また、各企業とも省エネ対策・環境保全には万全の対策を取っているが、マンネリ化の傾向も否めず、見直しの好機にもなると思います。(民)
監査の準備をしている時に、自分達が十分な省エネをしていないということに気づきました。そして監査を受けて、今後の省エネを始める刺激になりました。(民)
まさか小学生が省エネの授業を受けているとは思っていなかったので正直驚きました。私達が子どものときには考えられない話です。(公)
できることなら無駄なエネルギーを使いたくないです。しかし、業務の関係上省エネをするには限界があります。(公)

Q2 今後監査事業所を増やす予定です。そのことについてどのように思いますか?
こういう活動を子どもたちがしていることを知ってもらうためにも数を増やすのは良いことだと思います。(公)
それは本当に良いことだと思います。事業所を監査することによって、監査を受けた職員が家庭でも省エネをするようになれば尚良いですね。(公)
子どもたちから省エネのことを言われると考えないといけないと思います。温暖化は、非常に大切な問題なのにもかかわらず考えない人が多過ぎます。 (公)
子どもたちから教わることもありました。私達としては、経営問題の視点で見ていたが、子どもたちは環境の視点で見に来ていました。その意味では今後、監査する事業所数を増やし、社会を変えてもらいたいです。(民)
実際、自分達が鑑査を受けて刺激になりました。その意味でも事業所数を増やすことは非常に効果的だと思います。しかし、監査する側の仕事の状況などを十分に配慮しなければいけません。具体的に、相手側の時間帯などに配慮して計画を練ることを勧めます。今後、監査する事業所を無作為に抽出してみてはいかがでしょうか?前々からきちんと省エネをしている事業所に子どもたちが行くより、省エネをしていない事業所に子どもたちが訪ねて省エネを教えたほうが効果的だと思います。(公)
この取り組みは、子どもたちが社会勉強のために話を聞くという視点では良かったと思います。私達は、子どもたちが喜んでいたので受け入れてよかったと思います。監査する事業所数を増やし、他の地域でも広がることは良いとは思います。しかし、事業所の受け入れは難しいと思います。(民)
増やすことには問題はないです。子どもたちが事業所に行って、色々調べて評価すると事業所にとっても刺激になると思います。また、増やしていく際に監査という意味で子どもたちがチェックシートを持参して事業所を監査するのが望ましいと思います。(民)

Q3 全体を通しての課題もしくは改善点があれば教えて下さい
前もってどういう目的を持って来ているのか教えてくれないと受けの立場になってしまいます。また、主旨を前もって教えてくれないとどこまで説明してよく、子どもたちにどのように説明するのかも変わったと思います。企業に任せ過ぎではないかと思います。(民)
監査を気軽に受け入れられるような体制を作ることは必要だと思います。(民)
自分達の身近な生活と結びついたところでの質問項目しかなかった所です。(民)
子どもたちが事業所を歩き回り、チェックする項目を取り入れてみてはどうでしょう?例えば、トイレの電気が点いているか否か、ごみの分別がきちんとしているか否か、再生紙を使っているか否かなどを子どもたちが自分なりに調べてみたりしてはいかがでしょうか?(民)
まず、時間が30分じゃ足りませんでした。最低でも50分は必要だと思います。次に、この取り組み形式についてです。各企業は、企業のPRをしたいと思っているはずです。そこで、学校と企業の両方にメリットのある広報の形にするのを目指したほうが良いのではないでしょうか?そちらのほうが学校にとっても良いと思いますよ。次に、教育面についてです。インタビュー前に、どういう会社かをもっと調べてきた方が良いと思います。例えば、訪問する企業のパンフレットなどを事前に調べてみてはいかがでしょうか?また、授業では、目的?手段?反省?改善という一連のものの見方を取り入れてみてはいかがでしょうか?加えて、出来る・出来ないじゃなくて「型」を教える必要があると思います。(民)